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ビブリア古書堂の事件手帖 7巻感想


ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~<ビブリア古書堂の事件手帖> (メディアワークス文庫)



発売から時間が空いてしまいましたが、最終巻やっと読み終わりましたー!
今回は、栞子さんの祖父である久我山尚大が残したシェイクスピアにまつわる古書を巡って母親と対峙。

前巻までに栞子さんや大輔の家族や出生についての話はほぼ出揃った感があるので、今作では中盤まで「最終巻の割には地味な展開だなぁ。。」と思いつつ読んでいたのですが、終盤ではシェイクスピアの超貴重なファースト・フォリオ(作品集)を巡るせり市での対決にハラハラドキドキ。
シェイクスピアについては有名な作品のタイトルと一部の話の内容しか知らなかったので、あらすじや舞台背景などを知ることができて勉強になりました。
「世界劇場」という考え方や「わたしはわたしではない」「覚悟がすべて」など作品から引用された言葉が用いられ、それが栞子さんや大輔たち登場人物の心情の動きをも表している。
母親に似ているという栞子さんが、貴重な古書に魅せられどこかに行ってしまうのではないかという不安。そして高額な取引きに臨む彼女を助けようという大輔の覚悟。
身の破滅か、生活の安泰か。天国か地獄か、ビブリア古書堂の行く末を決める取り引きの結果は――!
そして大輔と栞子はおさまるところにおさまるのか

以下、内容についてのネタバレ有感想です。未読の人はご注意を

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ビブリア古書堂の事件手帖 6巻 読書感想

ついに完結編となる7巻が発売!ということで、ものすごく今更ですが6巻を読み終えたので感想です。(しばらく読みかけで止まってた)
映画化おめでとうございますドラマは酷い出来だったので、今度こそ新生・ビブリアを楽しめるよう願ってます。

ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)



ビブリア古書堂に不穏な手紙が投げ込まれた後、保釈中の田中敏雄からある依頼が入る。
祖父の持っていたという太宰直筆の署名がある「晩年」を探して欲しいという依頼を受け、調査を進める栞子と大輔。
やがて二人はある盗難事件についても調べることとなるが、そこには驚くべき真実が隠されていて…というお話。


前巻では、田中敏雄の名で「晩年を持っていることを知っている」という手紙が投げ込まれハラハラさせられましたが、序盤でそれが田中の名を語った偽の手紙だとあっさり判明。

誰が何の目的でそんな手紙を書いたのか?そして田中に接触し祖父の晩年について教えた人物は?
田中の依頼と、それを調べるうちにたどり着いた太宰の稀覯本を巡る盗難事件。
二つの案件について調査しながら、それぞれを巡る人々の人生が複雑にもつれ合っている様が明らかに!
ちょっと登場人物が多くて情報整理が大変でしたが

冒頭では大輔が怪我をして入院しており、見舞いに来た篠川智恵子に事の顛末を説明する形で物語が綴られるという構成。
シリーズ全体通して語り手となっている大輔ですが、この巻では後半でそれが一時途切れる部分がある。その巧みな演出にまんまと引っ掛かってしまいました
前半では地味に聞き込みを繰り返して事件について辿っていきますが、後半は手に汗握るハラハラ感!このメリハリが凄い。

合間合間に入る、付き合い始めた二人のなんともいえない甘ったるい空気にも注目。大輔さん、付き合い始めたら急に積極的になったな!あと可愛い可愛い言い過ぎ。確かに可愛いけど←
妹の文香をはじめとして、周りが半分面白がりつつ見守ってる感じがまた堪りませんw
栞子さんとの付き合いもすっかり長くなり、大輔もけっこう勘が鋭くなってきたなぁと思いました。

自分の祖父かもしれない男・田中嘉雄について調べる中で大輔は自分のルーツと向き合うことになっていく。
そしてラスボス感漂っていた篠川智恵子・田中敏雄に次ぐ新たなラスボスの影が。
さらには栞子さんと大輔の間に、ただの店主と従業員・恋人というだけに留まらない奇妙な因縁があったことも発覚。

この巻では後味の悪さが残りましたが、完結編では一体どんな終わり方をするのか。とても気になります

追記から、ネタバレ感想です。

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レインツリーの国 読書感想

有川浩先生の「レインツリーの国」を読みました。

レインツリーの国 (新潮文庫)



図書館戦争2巻に登場する小説を有川先生が実在の小説として世に送り出した奇跡の一冊。

この小説には健聴者の青年と、難聴者の女性が登場します。
二人はネットを通じて知り合い、お気に入りのライトノベルに関して熱く語り合う内にお互いに惹かれていく…という内容。

顔の見えないネット上のやり取りの気安さ、実際に会うことになるとそれまでの関係から大きく逸脱する可能性を秘めている。そのギャップがストーリー展開に大きく活かされていました。

中途失聴者である”ひとみ”は、耳が聞こえないという不自由さや周りからの心無い対応と日々闘いながら生活している。
一方の”伸”は、ごく普通の生活を送っていて初対面の彼女が難聴者であることなど思いもよらない。イライラして彼女に酷い言葉を浴びせてしまうものの、ひとみの難聴を知ってからは自分から歩み寄ろうと必死に勉強している。

障害という外面的なハンデこそあるものの、内面的な部分は普通の男女となんら変わりない。
腹が立って癇癪を起したり、相手のイライラを受けて自分もイラついてしまったり。わがままを言って相手を困らせたかと思えば、第3者に嫉妬してみたり。
二人ともごくごく等身大の20代だなぁという印象を受けました。

伸行に関して言えば、口が達者で人当りがよくかつ誠実で懐が広い。かなりのいい男で、さぞかしモテるだろうなぁと。ひとみが妬くのも分かります(笑)
こんないい男はそうそういないだろうなぁと思いつつ、彼には彼なりの辛い過去があって今の彼がいる。
人はそれぞれに辛い過去を抱えている。だからこそ、自分の棘を相手に一方的にぶつけてばかりではいけない。二人のやり取りには色々と考えさせられました。

印象に残ったのが、悪意のあるDQNに対してのひとみの言葉。
「だから私、ああいう人はもう同じ人間とは思わないんです」
私自身、他人への思いやりや配慮が決定的に欠けている、そんな人たちに対してイライラさせられることは多々あります。↑こんな風に思えば少しは気が紛れるよなぁ。。なんて思ったり(笑)
でもそれじゃああまりに寂しい。どんな人にも少しは良心がある、と思いたい。。

障害を持っている人に対して特別視したり腫れ物扱いなどはしなくてもいい。彼らも同じ人間。嬉しければ笑うし悲しければ泣く。
だけど、そういう人たちが困っている時には手を差し伸べたり、あたたかい目で見守ったり。そういうふとした気遣いができる人でありたいな、とこの本を読んで思いました。

ちょっと変わったこのタイトルにも、ひとみの切なる願いが込められていました。
これからもぶつかったり悩んだりすることはあるだろうけど、できればいつまでも二人寄り添っていて欲しい。障害を持っていても人並みの幸せを手に入れられるのだという希望を見せて欲しい。そう思わせるような終わり方でした。

有川先生の恋愛物は爽やかで読んでいる側が応援したくなりますね。
ひとみの恋敵であるミサコのことも、伸行は最初はうっとうしがっていたもののミサコにはミサコのいい所があると認めた上でそれでもひとみがいいと思う。この真っ直ぐさが気持ち良かったです。

真摯に言葉を紡ぐひとみと、常に真っ直ぐぶつかっていく伸行。とてもお似合いの二人だと思います
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白ゆき姫殺人事件 読書感想

映画を観てからの原作読書。

白ゆき姫殺人事件 (集英社文庫)白ゆき姫殺人事件 (集英社文庫)
(2014/02/20)
湊 かなえ

商品詳細を見る


しぐれ谷でOLの死体が発見される。数か所をメッタ刺しにされ、火をつけられるという残虐な手口で殺された犯人はとても美しい女性だった。ジャーナリストの赤星は、知人の相談を受けたことをきっかけにその事件の取材を始める。すると城野美姫という疑わしい人物が浮かび上がってくるが…というお話。

どうも湊かなえ作品は句点の多さが気になって集中し辛いのでもう読まないだろうと思っていましたが、ついついジャケ買い。(映画宣伝用にカバーが井上真央と綾野剛の写真だった)
うん、でもやっぱり読みやすいのは読みやすいですね。句点の多さは読んでるうちに慣れてくるしw

以下、感想です。ネタバレが少しあるので注意して下さい。

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図書館革命 読書感想

図書館革命 図書館戦争シリーズ4 (角川文庫)図書館革命 図書館戦争シリーズ4 (角川文庫)
(2011/06/23)
有川 浩

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いよいよ完結です。

敦賀原発がテロリストにより襲撃され、その手口がある小説を元にしていると非難されテロ特措法の執行が推し進められる。その小説を書いた張本人・当麻蔵人はメディア良化委員会に追われる立場となり、関東図書隊でその身柄を保護することになるが…というお話。

原発テロという、大きな事件を皮切りに図書隊の戦いに終わりが見えてきます。

ネタバレは追記から。

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