万能鑑定士Q―モナリザの瞳 映画感想
原作が気になっていたので観てみました。
監督:佐藤信介
出演:綾瀬はるか、松坂桃李ほか
2014年
フリーランスの鑑定業を営む凛田莉子はひょんなことからパリのルーブル美術館で学芸員の試験を受けることに。
しかしそれがきっかけでモナ・リザを巡る陰謀に巻き込まれることになり――というお話。
良い意味でも悪い意味でも「思っていたのとは違った」というのが正直な感想。
原作を書店で見かけた時はビブリア古書堂と同じような職業系日常ミステリかと思っていましたが意外とスケールが大きかった!
あえて例えるならビブリア要素にルパン三世要素が加わったような。
考えてみればモナ・リザという世界的な名作が絡んでくるとなれば話が大きくなるのは必然かも。
パリで大がかりなロケをしたと聞いていたので楽しみにしていたんですが、パリでの場面は前半の少しだけで後は日本に戻ってしまったのがちょっと期待外れとはいえ要所要所を捉えたパリの街並みは美しくて圧巻でした。1度行ったことがあるので懐かしかった
主人公の凛田莉子は、豊富な知識と卓越した鑑定眼を持ち美術品のみならず日常の些細なことも見抜くことができる。
ちょっとした手がかりからその人のことについて言い当てるのは鑑定士というより探偵のようですね
個人的には美術品についてのうんちくを楽しみにしていたんですが、莉子はどちらかというと直感タイプのようでうんちくはほとんど語られず。
本物のモナ・リザを見抜いた時なんか「えぇっ、どうして分かったの本物にしかない特性でもあるのかな?」と解説を期待していたら「勘です」と言い切られて「お、おう…」という感じ。
なんでも莉子は特殊な記憶術を学んでいるようでフランス語を一夜で習得していましたが、その記憶術についても説明がフワッとしていて「ちょ、榮倉ちゃんそこんとこkwsk」と言いたくなりました。そんな便利な記憶術があるならぜひ参考にしたいものなんですが
図書館戦争と同じ監督だからか、榮倉菜々・橋本じゅん・相島一之といった同じ顔ぶれがチョイ役で出演していたのが面白かったです。
一番面白かったのが、高校時代の担任がアンジャッシュ児嶋だったことw
学生時代はとんでもないアホの子だった莉子に熱心に指導する先生ですが、強烈なボケをかます莉子に訛りの入ったツッコミ入れるのが最高でした。「コンビニはいいよぉ。水も好きなだけ売ればいいさ」で爆笑ww
松坂桃李の演じる記者もいいキャラしてて面白かったです。松坂桃李のヘタレ演技は最高ですね
初対面の莉子の背後にくっついて耳をそばだてているのが怪しすぎてwwその後も取材を断る莉子にしつこく付きまとい、もはやただのストーカーにしか見えない
とはいえただ付きまとっているだけでなく莉子の窮地を救ったりもしているんですが、終盤では事態を何とかしようとしてより悪化させている辺りやっぱりヘタレ…
そういえば結局Qの意味は何だったんだろう。。小笠原の推測だけで曖昧なまま終わったので気になります
副題がついている所を見ると続編の予定があるのかな?原作ストックはまだまだありそうですが…。
追記からはネタバレ感想です。
モナ・リザの瞳にLとDの字を見た者は精神に異常をきたす…。
いやいや、そんなホラーな話がまさか本当にとビビっていたらただの作り話だったようです。ほっ
泊りがけの訓練自体が偽物だったというのはなかなか面白いですね。美沙は途中からいい人っぽくなってたけど何か訳ありそうだなぁと思ってたので黒幕だったのには驚きませんでしたが…。
盗まれたモナ・リザが本物だ偽物だと話が二転三転したのでどうにもややこしくて状況整理が追いつかなかった…
つまり偽物を本物とすり替え運び出し、偽物をこの世から葬るという名目で燃やしたと思ったらそれが本物…と見せかけてやっぱりこれも偽物で、リシャールは美沙を騙して本物を手に入れようとしていただけ。…手間のかかることを
本物のモナ・リザ(と思っていた偽物)が燃えた時はさすがに息を呑みました。
小笠原…まさかとは思うけど倒すんじゃないぞ絶対だぞと思ったら本当に倒しててズッコケた。倒れたらそりゃ一気に燃えるよ
無事本物のモナ・リザをルーブルに返し、莉子は鑑定能力も戻り再び店を再開。
綺麗に終わったのは良かった良かった
しかしモナ・リザ展のあのおびただしい数のポスター…夢に出てきそうだなぁ
監督:佐藤信介
出演:綾瀬はるか、松坂桃李ほか
2014年
フリーランスの鑑定業を営む凛田莉子はひょんなことからパリのルーブル美術館で学芸員の試験を受けることに。
しかしそれがきっかけでモナ・リザを巡る陰謀に巻き込まれることになり――というお話。
良い意味でも悪い意味でも「思っていたのとは違った」というのが正直な感想。
原作を書店で見かけた時はビブリア古書堂と同じような職業系日常ミステリかと思っていましたが意外とスケールが大きかった!
あえて例えるならビブリア要素にルパン三世要素が加わったような。
考えてみればモナ・リザという世界的な名作が絡んでくるとなれば話が大きくなるのは必然かも。
パリで大がかりなロケをしたと聞いていたので楽しみにしていたんですが、パリでの場面は前半の少しだけで後は日本に戻ってしまったのがちょっと期待外れとはいえ要所要所を捉えたパリの街並みは美しくて圧巻でした。1度行ったことがあるので懐かしかった
主人公の凛田莉子は、豊富な知識と卓越した鑑定眼を持ち美術品のみならず日常の些細なことも見抜くことができる。
ちょっとした手がかりからその人のことについて言い当てるのは鑑定士というより探偵のようですね
個人的には美術品についてのうんちくを楽しみにしていたんですが、莉子はどちらかというと直感タイプのようでうんちくはほとんど語られず。
本物のモナ・リザを見抜いた時なんか「えぇっ、どうして分かったの本物にしかない特性でもあるのかな?」と解説を期待していたら「勘です」と言い切られて「お、おう…」という感じ。
なんでも莉子は特殊な記憶術を学んでいるようでフランス語を一夜で習得していましたが、その記憶術についても説明がフワッとしていて「ちょ、榮倉ちゃんそこんとこkwsk」と言いたくなりました。そんな便利な記憶術があるならぜひ参考にしたいものなんですが
図書館戦争と同じ監督だからか、榮倉菜々・橋本じゅん・相島一之といった同じ顔ぶれがチョイ役で出演していたのが面白かったです。
一番面白かったのが、高校時代の担任がアンジャッシュ児嶋だったことw
学生時代はとんでもないアホの子だった莉子に熱心に指導する先生ですが、強烈なボケをかます莉子に訛りの入ったツッコミ入れるのが最高でした。「コンビニはいいよぉ。水も好きなだけ売ればいいさ」で爆笑ww
松坂桃李の演じる記者もいいキャラしてて面白かったです。松坂桃李のヘタレ演技は最高ですね
初対面の莉子の背後にくっついて耳をそばだてているのが怪しすぎてwwその後も取材を断る莉子にしつこく付きまとい、もはやただのストーカーにしか見えない
とはいえただ付きまとっているだけでなく莉子の窮地を救ったりもしているんですが、終盤では事態を何とかしようとしてより悪化させている辺りやっぱりヘタレ…
そういえば結局Qの意味は何だったんだろう。。小笠原の推測だけで曖昧なまま終わったので気になります
副題がついている所を見ると続編の予定があるのかな?原作ストックはまだまだありそうですが…。
追記からはネタバレ感想です。
モナ・リザの瞳にLとDの字を見た者は精神に異常をきたす…。
いやいや、そんなホラーな話がまさか本当にとビビっていたらただの作り話だったようです。ほっ
泊りがけの訓練自体が偽物だったというのはなかなか面白いですね。美沙は途中からいい人っぽくなってたけど何か訳ありそうだなぁと思ってたので黒幕だったのには驚きませんでしたが…。
盗まれたモナ・リザが本物だ偽物だと話が二転三転したのでどうにもややこしくて状況整理が追いつかなかった…
つまり偽物を本物とすり替え運び出し、偽物をこの世から葬るという名目で燃やしたと思ったらそれが本物…と見せかけてやっぱりこれも偽物で、リシャールは美沙を騙して本物を手に入れようとしていただけ。…手間のかかることを
本物のモナ・リザ(と思っていた偽物)が燃えた時はさすがに息を呑みました。
小笠原…まさかとは思うけど倒すんじゃないぞ絶対だぞと思ったら本当に倒しててズッコケた。倒れたらそりゃ一気に燃えるよ
無事本物のモナ・リザをルーブルに返し、莉子は鑑定能力も戻り再び店を再開。
綺麗に終わったのは良かった良かった
しかしモナ・リザ展のあのおびただしい数のポスター…夢に出てきそうだなぁ
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