おんな城主直虎 31話感想

「虎松の首」

お家の危機に直虎が、政次が取った行動とは

以下、感想です。ネタバレ注意







「俺を信じろ、おとわ」と言って皆の前に直虎を連れて行く政次。
瀬戸・祝田の百姓たちは間一髪でしたね皆の命を救うため、徳政令を受け入れると宣言する直虎。アイコンタクトだけで政次の思惑を察したようですね。
まぁ、もともと直虎の計画では最初からこうするつもりだったし…結果オーライということで。
笑顔で出迎えて「帰りましょう」と声を掛ける六左からマイナスイオンがあふれ出ていました

城を明け渡しすぐに立ち退くよう命じられた井伊の者たちは追われるように城を出て隠し里へ急ぐ。
直虎は龍潭寺に立ち寄り、虎松と直久を連れて出て行く。
一人残された亥之助が可哀想。。しかし察しの良い亥之助はこれが叔父のやったことだから自分は残されたのだと気付いた。
あれだけ慕っていた叔父上に食ってかかる亥之助と、それを冷たくあしらう政次。このやり取りを見てると昔の鶴丸と政直を思い出しますね。政直も実はこんな気持ちだったのかな。。
家に帰って母に問い質すも、なつも政次と全く同じ返答。なつさんの言葉には深い慈愛が込められていたように思いますが、亥之助にはまだ難しいよなぁ。

隠し里でみんなと合流した直虎。
井伊家はこの隠し里に護られながら苦難を乗り越えてきた。懐かしの面々の回想シーンにしみじみ。。
父が政次と一緒にこの隠し里を守った(ちょっと美化されてる)と聞かされた虎松は、「今度は私が守っていかねば」とまだ小さいのに立派な心意気です。
そして直虎は、今話すことは全て忘れてくれと前置きして自分の計画を皆に話す。徳川の名が出て思わずアイコンタクトする直之&六左がかわいかった。
それだけでなく政次が実は味方だということも話してしまったこれは意外最後の最後まで秘密にしておくのかと思ったよ。
しかし、なんとなくそんな気がしていたとあっさり受け入れる者たちも。真っ先に「そんな気がしておりました」と言ったのはいつも苛められてた六左。お前は本当にいいヤツだよ。。政次が自分に詰め寄るのは殿を心配してのことだと感じていたんでしょうか。
祐椿様はともかく、高瀬にまで気付かれているとは…実は政次さん凄く分かりやすい人だった疑惑。あんなにサイボーグ演技してたのに。
止めには虎松と直久の「碁を打つ時ずっと待っててくれる」という何とも説得力のある言葉。子供と接している時こそその人の素が出るのかもしれませんね。政次の優しさを、無邪気な子供たちはちゃんと汲み取っていた。
一同がウェルカムムードになる中、直之だけは「それすらも欺くための芝居なのでは」とあくまで疑ってかかる。この用心深さはさすが番犬ですね。そう言う人も1人ぐらいいないと政次の芝居が報われませんしね
空気を変えようと一本締めするものの逆にシーンとさせちゃう六左かわいいよ。祐椿様の言う通り、六左は場を和ませる井伊家のゆるキャラですね

政次を信用して氏真に口添えする関口でしたが、めっちゃイライラしてる氏真の様子に悪い予感しかしない
「では井伊を断絶せよ」「断絶せよ」気合いを入れて2回言いました。何がどうなって「では」になるのかサッパリ分からないよ!
これには関口も絶句。大人しく城を明け渡した井伊にこのような仕打ちをするとは…こんなやり方をしていてはますます味方が離れて行くと思うんですけどねぇ。

一方、先を読んでいた直虎は虎松に遠くに逃げるよう言い渡す。
皆と一緒に戦いたいとごねる虎松の横を…ヒェッ、敵襲何だ、傑山さんか。。って近い近い弓矢でそんな近くに迫らなくても
超至近距離・傑山アローに怯えて失禁してしまった虎松。「まだお早い」って笑う傑山スマイルに有無を言わせぬ迫力がありました。
虎松が生き延びて無事戻ってくることこそ、井伊家の希望。かつての直親がそうだったように。
「殿が戻られるまで井伊を守ります」と誓う直久の笑顔が頼もしい。まだ小さくとも立派な虎松の家臣ですね。
「こんな主で良いのか?」と泣く虎松に、「六左殿をご覧なされ」と振る直之wこれは説得力抜群です。
虎松に恥をかかせないよう顔中から失禁する六左さんは本当にいいヤツだよ。←違
そんな六左の人柄を見込んで、虎松の守役に付けた直虎。六左は良い保父さんになりそうだものなぁ。かつてはコンプレックスに悩んでいた六左だけど、彼にしかない長所を直虎に見込まれたのは感慨深いですね。
「いざとなればそのデカい図体で盾に~」って直之のジョークを真に受けて全身武装する六左。意気込みは充分しかし申し訳ないが全身武装の六左より軽装備の傑山の方が強そうに見えるw

虎松が逃げた後、今川からの手下を伴って政次がやって来た。
南渓和尚にも刃を向け、昊天さんを突き飛ばし、直虎を捕える狼藉っぷりに一瞬直之の言葉が頭をよぎる。。ついでに「俺を信じろ、おとわ」も思い出してあげて
虎松が見つからなければ匿った寺の者たちもただでは済まなさそうな状況。そんな危機を一体どうやって切り抜けるのか?
「地獄へは俺が行く」と宣言する政次、とうとう関口を殺してしまったと思いきや、首検めの場に普通に座ってる関口様。じゃああの遺体は一体誰のものだったのか?その答えはすぐに明らかに。
疱瘡を患って厚い化粧をほどこされたという子供の首。それが虎松のものではないことは視聴者からも直虎たちからも歴然ですが、その首を抱きかかえて泣きながら経を上げる直虎。
直虎の涙は芝居などではなく、経も心からの供養の気持ちだった。虎松のために殺された顔も知らぬ子供への。
政次さん、例えなどでなく物理的に自らの手を汚してしまったのですね。。これは何ともやり切れない展開。最近観た大河の中でも屈指のブラックな内容だったと思います。

虎松を、そして井伊を救うためには身代わりを用意するしかなかった。
井伊を守るためなら手を汚すことも厭わぬと覚悟したはずの直虎ですが、罪無き幼い子供が犠牲になったことには耐えられなかった。無理もないことです…。
心配してやって来た龍雲丸が事の顛末を話す。守るべきものの大切さを知ったからか、今やすっかり政次の理解者ですね。
あの子供は重い病を患っていたため母親に売られた。きっと、これで迷惑をかけずに済むと喜んで死んでいった。龍雲丸の言う通りかもしれないし、そうでないかもしれない。もしかしたら生きたいと思っていたかも…。
どちらにせよ、後味悪くやり切れない話です。でも政次はそうまでして井伊を守ると決めた。。家を守るために他の命を犠牲にする。このような時代にお家を守るということはかくも重いことなのかと思い知らされました。

しかしこの事件を経て政次と亥之助の関係は改善された。
友を救われたことに感謝する亥之助はどれだけ事情を知っているのか…子供の無邪気さは時として残酷です。

次回、ついに今川から脱する時が来るのかこれは見逃せませんね。

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