おんな城主直虎 34話感想

「隠し港の龍雲丸」

普段は観ない土曜の再放送も観て追悼CDもばっちり購入。
政次を偲んでいたところに、絶望に次ぐ絶望が。。

以下、感想です。ネタバレ注意






政次の死の瞬間が再び流れて思わず涙。
回想になってもバッチリ2番目に名前の来る政次さんに涙。
そんな感じで政次ロスに陥っていましたが、直虎の政次ロスは遥かに深刻なものだった。
何しろ、自分の手で半身に等しい存在を殺したのだから精神的ショックは相当なものだったようです。あの場では気丈に振舞っていたものの、城に帰って誰もいない部屋と碁盤を目にして箍が外れてしまったのかな。

政次の死を以て井伊へのこれ以上のお咎めはなしということに。彼の死が無駄にならなかったのは良かったですが…近藤、コノヤロー!そこはお前が座っていい場所じゃないんだぞ

井伊の身内にも政次の死が報告されましたが、亥之助の悲痛な顔が…彼にとっては憧れの対象だった大事な叔父さんだから。。
そしてなつが途切れ途切れに言った「殿の手にかかったのなら義兄も本望だったでしょう」で再び涙腺崩壊。誰よりも近くで政次を支えていただけに本心を秘めて死んでいった政次の想いを代弁してくれました。頭ではそうと分かっていても涙を堪えきれないその気持ちはよく分かります。
政次の真意に家中の者が気付いていたからこそ、政次の死を皆して悼んでくれるのが救いですね。
祐椿様は直虎を心配し、一時的に里で引き取ることを提案しますが既に手遅れだったようです。。

一人、部屋で囲碁を打ちながら「政次が来るのを待っている」と言う直虎。
どうやら彼女の中では例の一件がまだ起こる前まで時が巻き戻ってしまっているようです。。あまりのことに絶句する和尚たち。
南渓和尚は、自分が城主にしたことで直虎を追い詰めてしまったことに責任を感じているようです。そんな和尚の代わりに説得を試みる昊天さんのお母さん力を以てしても直虎を正気に戻すことはできない。
物音がしただけで「政次!」と姿を探す直虎が痛ましい。今の彼女を政次が見たら何と言うでしょうか。「俺はお前のそんな姿が見たくて死んだわけではない」と悪態をつく姿が容易に想像できます。
直虎の妄言に話を合わせて政次の代わりに碁に付き合うことで直虎を導こうとする和尚。傑山や昊天も、母上も、直虎のことを心配している。だけどどうしたら直虎の悲しみを癒すことができるのか見当も付きません。
ただ、龍雲丸の「あわれというのは第三者の勝手な決めつけ」というのも分からなくもない。彼が言うと重みがありますが、政次が生きていると思っている方が今の直虎にとって幸せなのかも。。

そんな中、目付の1人である鈴木が訪ねてくる。
政次の辞世の句を差し出された時の、和尚の「しまった」という顔…。小さな親切が仇に
牢に残された歌をじっと見つめていた牢番さん、捨てずに託してくれたんですね。大河ドラマの牢番さんって良い人が多いなぁ。
病んでしまっている直虎にとっては爆弾になりますが、こうして井伊家に政次の歌が届けられてよかったと思います。
歌を読んで政次の死と直面した直虎。「もうおらぬのでしたね、政次は…」廃人になった原因も政次なら、現実に引き戻す要因も政次。彼女を目覚めさせることができるのは政次だけだったんですね。死してなおこの存在感…つくづく惜しい人を亡くしました。
「政次政次」言ってるのを目付の鈴木に聞かれてしまって大丈夫かな?と心配でしたが、鈴木は政次の処刑に関して申し訳ない思いを持っていた。そういえば他の目付よりも井伊に近しい関係でしたね。
真実を知ってひたすら頭を下げて謝ってくれる鈴木が思ったよりいい人で良かった。辛い展開の中でのささやかな救いです。
しかし2人の親代わりも同然の和尚にとってはそう簡単に割り切れるものでもない。いつも飄々としている和尚の「では今すぐ政次を生きて返す道を教えて下され」という台詞にズシンと来ました。政次を失って悲しんでいるのは和尚も同じ。。

ようやく我に返った直虎ですが、ここからが正念場。現実とどう向き合っていくか。。
昊天さんの歌の解釈にグッと来ました。「一人待つ」「楽しからずや」という言葉を「あの世でゆるりと待っているから心配するな」という意味に捉えるとはさすがお坊様。
残された者を気遣う優しさに「鶴らしい」と零す傑山さんにも。本当に、子供の頃から鶴は優しい子でしたね。。
気賀で大きな動きがありましたが、それとは別に政次死後の余韻を残してくれて脚本に愛を感じました。

そして、気賀の方では浜名湖岸の今川配下の将に家康が手を焼いていた。
大沢の兵が入って来て、隙を見て逃げ出す方久でしたが、徳川の陣に助けを求めて駆け込んできた辺り城主としての責任感があってホッとしました。気賀の民を救いたいという気持ちが伝わってきます。
方久には武器を工面してもらい恩のある家康。方久に情報を聞き出しあっという間に具体策を思いつきますが、その頼もしさを前回も発揮してくれればよかったのにねぇ。。
更には舟で脱出した中村屋も徳川に助けを求めてきた!気賀を救いたいという思いは同じ。その船を使って民を救出する作戦に。

大沢の兵が盛大に徳川をディスってますがそれも民を従わせる作戦の内か…
龍雲党の面々は付き合わされるのも馬鹿馬鹿しいと船で逃げ出そうとしますが、民が捕まったままでは後味が悪い。真っ先に気に掛けるゴクウたんは優しい子ですね。
侍たちを海に落とし、その隙に民を船に乗せて脱出しようという作戦を立てる龍雲丸たちですが…。
何と、徳川の援軍が来たと思ったらいきなりゴクウが討たれたさらに他の仲間や逃げ出した領民たちまで無差別に攻撃何という惨いことを…。
真壁無双で撃退できるか…と思いましたが、多勢に無勢では力自慢の力也でもどうしようもない。。
家康の作戦を不服そうに聞いてた酒井がこれを仕組んだんですね。「手向かいしたことにすれば良い」って政次の時と同じように卑劣な手を使うなんて
政次のこともあって龍雲丸がしきりに「徳川は信用ならねえ」と言っていましたが、その懸念が現実のものとなってしまった

一方、城内に残る侍を引き付けるために1人で対峙していた龍雲丸。
武士の身勝手さに辟易していた龍雲丸の長い長い「バ――――――――カ」(柳樂くん凄いな!)に憤りの全てが込められているようです。今まさに武士の戦いに巻き込まれて踏みにじられる領民たちの分まで彼が怒ってる。
立ち向かう龍雲丸はお頭だけあって強いですが、やはり1対多数では分が悪い。。
しかし城内に残っていたおかげで助かるのか?と思っていたら城の中にも徳川勢が
ゴクウ、モグラ、力也…数々の修羅場を共に潜り抜けてきたはずの龍雲党の仲間たちが為す術もなく殺されてしまった。せっかく泥棒稼業から足を洗ってみんなでやり直そうとしていたのにこんなことって…。
そして、仲間を守ろうと懸命に戦っていた龍雲丸も槍で貫かれてしまう。その槍を構えていたのがまさかの直虎で驚愕。
これは龍雲丸が死の淵で見た幻だと思いましたが、場面が一転。これは直虎の悪夢だった
方久が駆け込んできて事態を知った直虎は、自身の見た夢が虫の知らせだったことを知る。
直虎の夢だったということは、みんな助かってたりしないかな?と思いましたが、次回予告を見る限りでは絶望的ですね。。しかし龍雲丸は意識不明だが意識はあるような感じ?カジはどうなったんだろう?次回を見るまで何ともいえませんが。。

予告で直虎が龍雲丸に口付けしようとしてたように見えたんですが…もしかして彼に政次の姿が重なっている

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