義母と娘のブルース 10話(最終回)感想

いい最終回でした!

以下、感想です。ネタバレ注意








みゆきたちの前で親指を立てて見せた麦田…と見せかけて指の向きが逆さに。やっぱり振られてしまいましたか…。
あの流れから予想できたことではありますが、亜希子はやはり良一さんのことが忘れられないんですね。
麦田の一世一代の告白を真摯に受け止め感謝を述べた後で、良一さんのことを思い出してしまうので失礼に当たると、誠意のある対応を取るのが亜希子さんらしいですね。
麦田を通して、良一と亜紀子がちゃんと両想いだったことがみゆきに伝わったことは良かったと思います。麦田に気を遣って、良一は相当イケメンだったから仕方ないとフォローする大樹くんも優しい!
しかしこの一件でギクシャクしてしまうのは…仕方ないですね一応麦田にも繊細な一面があったと…。(失礼)
麦田の親父さんが送ってきたレシピノート(レシピというか心意気ノート?)から滲み出ている不器用な愛情にグッと来ました。

亜希子と店長のことを気に掛けるみゆきですが、もうすぐ受験の身なので心配してばかりもいられない。
受験に備えて、仕事を早帰りし当日はきっちりお休みを取る亜希子さん。豪華な花を良一と愛に備え、たっぷりのカツを作って気合い充分ですがちょっと空回ってしまうのが可愛い頭を下げたいけど縁起が悪いので表情だけで謝るw
当日も、ソワソワしっぱなしで危うくお弁当渡すのを忘れそうになる慌てっぷり。亜希子に比べて当のみゆきは落ち着いて見えますね。やることはやったから、後は全力を出すだけといった心境でしょうか。
みゆきを送り出した後で笠原部長と会う亜紀子。部長も田口くんも良一が亡くなってから出て来なくなってしまったけど、最終章を迎えてこうして再登場してくれたのは嬉しいですね
笠原部長を通して、有名なコンサルタント会社から引き抜きのオファーを受けた亜希子。実績のある企業と有能な経営者に興味深々のようですが、オファーを受けるにあたっては大阪への転勤が必須。みゆきのことを第一に考える亜希子はオファーを断る決断も早かった。「みゆきに何かあっては良一さんと愛さんに合わす顔がありません」と真摯に語る亜希子さんの親心に泣けてきました

話を終えて帰ろうとした矢先、店内で倒れてしまった亜希子。
知らせを受けて駆け付けるみゆきが、「ブルースなんてくそくらえだ!」とタイトルを全否定する悲痛な心の叫び。まだ高校生だというのに3度も大好きな親と別れることになるなんて辛すぎますみゆきのためにも亜希子さんは長生きしてあげて。。
幸い、亜希子が倒れた原因は寝不足による過労。充分に休めば回復するようで安心しました。「過労ってどんな病気ですか?」って聞いてる麦田にちょっと和んだ
その場に居合わせて病院まで付き添っていた笠原部長と麦田の話を偶然聞いてしまったみゆき。みゆきは色々と気を遣う子だから、本当は亜希子はオファーを受けたいのに自分のせいで我慢しているのではと気にしてしまいますよね。。亜希子さんが断った時「真相を知ったみゆきは果たして喜ぶだろうか」と疑問がよぎりましたが、その通りになってしまった…。
病院で目覚めた亜希子が、病室にまで良一の遺影を持ち込んで娘の合格祈願をしているのにほっこりしました。

1番目に受けた大学は無事合格していた!それなのに大樹くんからのLINEに「落ちていた」と嘘をつくみゆき。
そうか!さては亜希子さんに1番に知らせたいんだなと思いきや、亜希子さんにも落ちていたと報告。一体どうして…?笠原部長に「1ヶ月待ってもらえますか」と言っていたことと関係あるのでしょうか?
郵送での合格通知が届いてみゆきの嘘に気付いた亜希子。大樹くんを呼び出して事実確認をしていますが、前回店長にみゆきとの交際を問い詰めていた時と負けず劣らずの気迫を感じます。大樹くんもタジタジ…w
さらには、帰ってきたみゆきに包丁を構えながら笑顔で話しかける姿が怖いwwこれはかなり怒ってらっしゃいますね
脅しがダメなら良心に訴える作戦!病み上がりなのに水乞いとは無茶をする…しかし心を鬼にしているのか(?)そんな義母の姿にも動じないみゆき。なかなか手強いです。
ついには試験監督に扮して自ら受験会場で監視する作戦に。どうやって潜り込めたんだろう…本物の試験監督に睨まれて競歩で逃げ切る姿がシュールでしたww

受験中はひたすら落書きをして時間を潰していたみゆき。あれだけ頑張って勉強していたのに一体どうしてこんなことを?
ずっと応援してきて気を揉んでいた亜希子さんもそれは納得いかないでしょう。
2つ以降の受験は全て落ちていたことを確認したみゆきはそれを亜希子さんに報告。
みゆきが受験にわざと落ちたのは、もしかして亜希子について大阪に行くつもりだったのかな?と思いましたが、その逆で自分が残ってベーカリー麦田で亜希子の代わりを務めるつもりだったんですね。母親に自分のことを気にせず働いて欲しいが故の行動。
それを理解した上で、オファーを断ったのは自分が望んで選んだことだと説き伏せる亜希子ですがみゆきはそれでは納得できない。みゆきは今でも、血が繋がっていないからこその引け目を心のどこかで感じていたんですね。亜希子が自分のために人生において色々なものを犠牲にしてきたのではないかと。
笠原部長との会話で「私が大学に行かない後悔より母がこの仕事を断る後悔の方が大きい」と言っていたのを聞いて、「人生これからのみゆきが大学に行かない後悔の方が大きいと思うな…」と思いましたが、みゆきは亜希子が倒れた姿や知らない内に白髪が増えているのを見て亜希子だっていつまでも元気でいる訳じゃないと実感したからこそ元気な内にやりたいことをやって欲しいと考えたのか。。

そんなみゆきの考えを聞いて、「これは私のエゴです」と静かに語る亜希子。
今まで匂わせる程度だった亜希子の過去がここで明らかになりました。みゆきと同じ小学生の頃に両親を亡くし、先の長くない祖母に1人で生きていける力を付けるようにと教えられ、祖母の死後は施設で自分より幼い子供たちの中で肩肘張って生きてきた。1人で生きて行けるよう必死で勉強し、その努力が実を結んだ。お茶汲みやコピー取りなどの事務方から部長という地位まで登り詰めた亜希子さんはさながら女版・秀吉ですね。その努力と才覚は並大抵のものではなかったことが窺えます。
仕事に生きがいを見つけていた亜希子が、それしかない空っぽな心を埋めるために良一と結婚した。
いつの間にか心から愛していた良一の忘れ形見であるみゆきのことがどれだけ大切で愛おしいか、彼女にとっての生き甲斐となっているか。最終回にして嘘偽りのない気持ちを今こうしてみゆきに全て伝え、ここがこのドラマのの全てが詰まっていると実感しました。
前半で亜希子さんがことあるごとに幼少期のみゆきに自分を重ねていたシーンがここに繋がってきたわけですね。亜希子さんは自分の分までみゆきを幸せにしたかったんだ…。自分が本当に欲しかったものをみゆきに与えることで、当時の自分が感じていた心の寂しさも満たされていた。本当に優しい人なんだなと思います。
みゆきが嬉しいと亜希子さんも嬉しいし、みゆきが傷つくと亜希子さんも辛い。娘が褒められると自分のことのように誇らしい。亜希子さんはエゴだと言ったけれど、それは正に親の愛情以外の何ものでもない。
亜希子さんの過去と、深い愛情が滲む親心に涙するみゆきの表情にもらい泣きしそうでした…
亜希子さんに愛されていることを実感した上で、やりたい仕事をやって欲しいと訴えるみゆき。彼女は子供の頃からキャリアウーマンの義母を誇らしく思っているところがありましたからね。亜希子らしく生き生きと働く姿が見たいのは本音なのでしょう。

みゆきを抱きしめながら「自分の子を産まないでよかった。私の子があなたみたいないい子に育つはずがない」と言う亜希子ですが、彼女は自分が思っているより全然優しい人だからみゆきの言う通りそんなことはないと思う。だけど、良一とみゆきと3人で過ごした日々のおかげで彼女が前より表情豊かになったことは確かだと思います。
そんな2人の姿を、みゆきの産みの親である良一と愛の写真が優しく見守っている構図がとても良かった。。

みゆきは大学に行きながらパン屋でバイトするのは駄目なのかな?と思っていたので、その通りになってひと安心
亜希子がベーカリー経営の志半ばで辞めてしまうのは少し残念ですが、麦田も父親のレシピノートを見てやる気とパン屋愛に満ち溢れているようなのでパンと店を愛する彼に任せるのが1番でしょうね。みゆきも付いていることだし大丈夫でしょう。薬を作りたいのにパン屋に勧誘される大樹くんw
麦田が亜希子をビシッと指差した後ですかさず自分で自分の手を払いのけたり、「宮本さんはクビです。今度は名前間違ってないですよ」と採用の時のことを引き合いに出したり、今までのやり取りを踏襲しているのにグッと来ました。麦田も成長したなぁ

正式にベーカリー麦田のバイトになり、亜希子に向かって「私、こういう者です」と名刺を差し出すみゆき。これも2人の出会いをオマージュしていて実に最終回らしい!あれから9年…みゆきも立派に成長して自立したんだなぁ。
出会いの公園から、新たに別々の道を歩き出そうとする亜紀子とみゆき。離れていても、形が変わっても2人は親子の絆で繋がっているんですね
亜希子が歩き出そうとする場面でよその親子の「いけー、あきこー!」と自転車を押す姿から良一さんとみゆきの回想に切り替わる場面は泣けました。本当に最後の最後のいいタイミングで良一さんの回想を持ってくるのはズルい…
まるで良一さんが「行けー!亜希子!」と背中を押してくれているかのような、最高の見送り。その後も、幼少期のみゆきと良一さんの回想から成長した後から現在に至るまでの想い出の数々に「ああ、もう終わってしまうんだなぁ」としみじみ。。
亜希子が倒れた時に「ブルースなんてくそくらえ」だと思っていたみゆきが、「別れがあったからこそ出会えたこともある。ブルースも悪くない」と思えるようになって良かったです。
愛との別れ、良一との別れ…小さな奇跡を信じ続けた良一との別れを胸に生きているからこそ今の亜希子とみゆきがあるんですよね。

最後はまさかの早すぎる再会ww亜希子さん隙が無さそうでやっぱりおっちょこちょいなとこあるよねw
大阪行きのチケットがどういうわけか「東京→東京」にこれは印刷ミス…?これも小さな奇跡なんでしょうか。最後まで良一の存在を感じられて良かったです。

義母、大阪へ行く。ということで続編SPが作れそうな終わり方でしたね。
笑えて泣けてほっこりする、前向きな気持ちになれる良いドラマでした。続編、大歓迎です
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