プーと大人になった僕 映画感想

楽しみにしていたプーさん実写版。やっと観て来られました!

【映画パンフレット】プーと大人になった僕 



監督:マーク・フォースター
主演:ユアン・マクレガー

寄宿学校に入るため100エーカーの森を後にしたクリストファー・ロビン。
結婚し子供も産まれ、大手企業の鞄製造部門に勤める彼は人生の帰路に立たされていた。
そんな彼の前にかつての友人・プーが現れ…というお話。

速報を見た時はまさかこれを実写化するとは!そう来たか!と目から鱗でした。
冒頭では原作絵本のプーたちがナレーション付きで動き、挿入BGMはアニメ版のテーマソング「winnie the pooh」が流れるなどのサービスはプーさんファン必見
子供の頃に見たアニメを懐かしく思いながら観ていました。絵本のすっぽんぽんプーさんもとってもキュート

吹替え版で見てきましたが、各キャラの声優も一部死去された方を除いてアニメ版の声優さんが演じられていて感激しましたシュワちゃん吹替えでお馴染み玄田さんの「俺様はティガー♪世界一のトラ♪」とか久しぶりに聞いてテンション上がりました。
アニメ版から成長している大人クリストファーの声は堺雅人さんが演じていましたが、第一声を聞いた瞬間から堺雅人だとすぐに分かりました。演技に関してはさすがに熱演でしたけど、声質的には違和感が…もっと低い声の人が合ってたかな

それはともかくとして、ストーリーは色々と煮詰まっていたクリストファーが現実世界に現れたプーに散々振り回されながらも、昔置いてきた大切なものを思い出しながら家庭や仕事の問題を解決していくヒューマン・ファンタジー。
観終わった後には、半沢直樹的爽快感がありました。(中の人が堺雅人だけにw)
くまのプーさんというと子供向けのイメージが強いですが、どちらかというと日々お疲れ気味の大人にこそ見て欲しい映画。
(実際、ちびっ子も観に来てたけど人間のみのパートが多い序盤で「これプーさんじゃない!」とブーブー言ってました…)

ゆったりのんびりとしたプーは、忘れかけていた大切な何かを思い出させてくれる。
元々プーさんには哲学的な台詞が含まれていますが、大人になったクリストファー・ロビンにそれを投げかけることで絶妙なシナジーが生まれていました。
純粋無垢で言われたことをそのまま信じ込むプーさんだからこそ、クリストファーに言われた台詞をそのまま彼自身に返すことに疑いがない。予告にもあった「僕は何にもしないを毎日しているよ」のシーンは本当に抱きしめたくなるかわいさでしたこの言葉をプーはずっと胸に抱いてクリストファーがいない日もずっと彼といた場所に行ってたんですよね。。健気すぎる!

ふわふわした毛並みとつぶらな瞳。丸いフォルムでトコトコ歩いて喋るプーさんの可愛さに癒されっぱなし
ピグレットやティガー、カンガとルーなどお馴染みの仲間たちもかわいい個人的にイーヨーがいいキャラしてて好きですw


以下、ネタバレあり感想です。






子供時代のクリストファー・ロビンとプーたちとのお別れシーンは不覚にもいきなり涙目になってしまいました。
誰しも子供のままではいられない。ずっとあの姿のままあの場所で過ごすプーたちといつまでも一緒にいられない。
でも、プーはただあの場所にいてくれる。頭の中にクリストファーとの思い出を残したまま、寂しそうに彼の住んでいた家を見つめながら。そんなプーの姿が切なかったです。。

前半はちょっと見ててしんどい部分も多かった。。
仕事に忙殺されて家族を顧みる暇もないクリストファー・ロビンですが、家族のため仕事を失うまいと必死にならざるを得ない立場も痛いほど分かるからイブリンとクリストファー、どちらが悪いとも思えない。
まぁ、娘に本を読んでと強請られて自分の趣味でクソつまんなそうな本一方的に読み始めるのはさすがにどうかと思いましたけど
家族の未来のために休み返上で仕事するクリストファーに妻のイブリンが「今ここにいるのがあなたよ」(台詞うろ覚えですみません)みたいなことを言っていて、ごもっともだなと思いました。頑張りすぎて倒れては元も子もないですからね。

かつての友・プーと再会しても、大人になったクリストファーは喜びもそこそこにリアルな大人の対応。
マイペースなプーと仲間たちに振り回される図はちょっと気の毒でもあり、滑稽でもあり。
100エーカーの森で迷子になったあげく、ピグレットたちに怯えられ彼らの信頼を勝ち取るために一芝居打つことでようやくかつてのクリストファー・ロビンが帰ってきたと認識させられました。
あんなに「そんなものいないんだ」と言っていたズオウとヒイタチを、まるで本物が存在しているように全力でやっつけるフリをする。その姿はまるでサンタクロースがいるという子供の夢を壊さないよう奮闘するお父さんのよう。古い友人たちにクリストファー・ロビンだと認められることがこの映画で大きな分岐点になっていたと思います。
あんなに怒られて「捨てた」と言われてもなお約束の場所で「どこか」を待っているプーの健気な姿に胸を打たれました。かわいすぎるよ、プー
そんなプーと寄り添いながら子供の頃のように眠るクリストファーは束の間の安息を得られた。とても幸せなシーンでした。

クリストファーの大事な忘れ物を届けるため、今度はプーたちが彼を助けようと100エーカーの森から飛び出す。100エーカーの森と人間の世界ってあんなに簡単に行き来できるんだと意外でしたww
偶然姿を見られたクリストファーの娘・マデリンや、マデリンを心配して探しに出るイブリン。クリストファーの家族を巻き込んでプーたちが大冒険!しかしいかに可愛かろうと、喋って動くぬいぐるみを見たら幼女でも驚き悲鳴を挙げる。。
「寝たフリごっこ」でみんな一斉に(・へ・)スン…となるのには笑いましたww

クリストファーに言われた言葉は大事に覚えているプーが、彼の言った「マデリンは僕の全て」という言葉をマデリン本人の前で言うのはGJでした
そしてマデリンの「お父さんの役に立てば寄宿学校へ行かせるのを止めさせてくれるかも」という健気な思いも、プーたちのおかげでクリストファーに伝わることになる。
家族の綻びを見事に繋ぎ合わせてくれたプーさんたちは彼の古い友として最高の贈り物をしてくれましたね

クリストファーが悩んでいた鞄製造部門コストカットの件も、イブリンやプーさんたちの言葉をヒントに無事解決。
部下を追い詰め、手柄を横取りしようとするズルい社長・ジャイルズを「ひいたち」に例えて彼を論破する場面は半沢直樹のような爽快感がありました。
ジャイルズの父親の会長さんがいいキャラしてて和みました。「今ので合ってる?」とか、イーヨーの尻尾を見て「ああ!」と嬉しそうにしたりとか。というか、あのまじないの道具と言われてたフサフサがまさかイーヨーの尻尾だったとはw

みんなが「何もしない日」=つまり有給休暇を取るようになれば、鞄の需要が増え安価な鞄がどんどん売れるようになる。
かつて幼い自分が言った「何もしないをする」ということが彼自身の道を切り開くことになった。そしてそれを思い出させてくれた大事な友達・プーとその仲間たち。
人間、誰しも「何もしないで」のんびり過ごすことも時には必要だということですね。
最後はクリストファーが妻子と共に100エーカーの森でプーたちと楽しく休暇を過ごす幸せなエンディング。

笑えて泣けてほっこりする、ハッピーになれる映画でした

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